空気は次第に積もって、
辺りは薄暗くなった。
長いながい眠りから覚めた。
窓を開けて外の空気を入れる。
前の道に ふたり 歩いていた。
人の影もなくなり、人自体が黒くなっている。
降り積もるように、ふたりはゆっくり進む。
そう見えるのもこの時間の仕業だろうか。
夕方5時手前。
なんて静かなのだろうか。
いつもなら、あちこちから人の気配がするのに。
皆、土にもぐりこんだのかもしれない。
この寒さがそうさせたのか。
だとすると、
ぬるく長い眠りに中にいた僕は完全に乗り遅れた。
明日は祝日なのだ。

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