2009/11/21

運転手は僕を見つけられなかったのだ。





茨城へ行ってきた。
一度行けば、もうこ慣れたものだ。


今日はとても天気がよかったのだ。
突き抜けるような空だった。


今回はバスで行ってみようと、時間もかっきり調べ、
指定の乗り場で待っていた。
中山はソイラテが好きなので、駅のスタバで買って、それを片手にまだかまだかと待っていた。
よほど人気がないバスなのだろう。
待てども僕一人だけ。
時間を数分過ぎた頃から、不安になり始めた。


もしかして、ここ茨城ではタクシーのように手を挙げなければ
バスは停まってくれないんじゃなかろうか。


きっとそうに違いない!
それできっと運転手は僕を見つけられなかったのだ。
あーなんてことだ。。。
と胸いっぱいの後悔を抱いて、
手を挙げてタクシーに乗った。


久しぶりの中山は元気になっていた。
今日は天気がいいから、というのもあったかもしれない。
ギブスらしきものも取れていて、
リハビリも兼ねて松葉杖での移動もできるようになっていた。


やー
と僕らは出会い、
そしてさっきのバスの一件を話した。


ほら、ここ、ちゃんとこの書いてあるところで俺待ってたんだよ。
時間もきっちり。
なんで?
やっぱり手、挙げないのがマズかった??


んーなんでだろうね。
この下についてる二十丸は?


それ?
運休のしるし。
そこは土曜日曜はやってないんだって。


中山は半透明になった僕を哀れな目でみている。


僕を見ていたのではなくて、
半透明の後ろに揺れるカーテンを見ていたのかもしれない。
むしろ、中山の目が特別で、そのカーテンをも通り抜け、
隣のベットの患者さんとテレパシーを交わしていたやもしれない。


そろそろやめておこう。


ソイラテも強風に煽られ、すっかり冷えきっていた。
だけど、中山はおいしい と言った。


外へ散歩へ行った。
入院してから、初めての外出らしい。


あーなんて気持ちいいんだろう
と立ち止まった。


松葉杖も割とさまになっているじゃないか。
手術した方の足は、なんだか象の足のように見えた。


今日は長い。
まだ書くことがある。


ハリボーを買った。
ベルリンに行ったパズーが、
最近自分はハリボー中毒だ、と知らせをよこした。
そしたら、なんか気になった。


そんなにおいしかったかな たぶんおいしんだろう。
買ってみた。


クリスマスバージョンになっていて、
一個いっこ、サンタの形をしている。
グミの色使いもおぞましい。


固い。
消しゴムか。
いや、おいしいと思って食べると、うん、なんだかおいしい。


錯覚かもしれないが、
今は少し気に入っている。


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