2012/12/03

メモ


素描には、本画の準備としての草稿や下図、日常の折折に出会った事物の心覚え、それ自体で作品として制作されてもの、という三種がある。
有元利夫は、本画にせよ作品としてのデッサンにせよ、その直接的準備としての下図や草稿を作らない。制作に当っては、計画なしに、ぶっつけ本番で、気分が乗るに委せて遂行する。
という事は、自分の中に前もって蓄積されている記憶や勘に頼って制作するという事だ。人間は、無から有を作り出せるように出来てはいない。自分の中に蓄積されている何らかの有があるから、その有が作品となって現れるのだ。(瀧 悌三)

「素描」
彩色よりも線に重きを置いた描法である事が、素描の最低限の資格となっている

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