2011/02/22

卒展宣伝


遅くなってしまった。
もうこんな時間か。

今日は卒展の搬入に行ってから会社へ。
歩いて3分くらいの距離にある。

明日からの卒展、
今更ここでも宣伝します。

7年目にしての卒展、
バンザーイ!
もし時間があれば是非。

「照らす」という題名で月の漢字を使って
作品を作っています。
これからの自分を、月の光のようにうっすらと照らせるような、
そんな道しるべになる作品にしたいと思って。
7年目、長いこと時間はかかったけど、
ようやくここまできました。
ここへこれて良かったと思う。
そしてこのタイミングでこの作品を作れて本当に良かった。
一人だけ明らかに変かもしれないけど、
自分が作りたいものだけを、正直に、胸をはって制作しました。

太陽のようにギラギラ照らすものではなく、
月の明かりの方が、きっと自分には似合う。
それに、太陽みたいに未来をそんなに明るく照らされたら困る。
どこに転ぶか分からないけど、先が見えないくらいの方がいいような気がして。
この25歳の時にこの作品を作ったことはいつまでも残る。
いつか振り返ったとき、月のようにうっすらと光ってくれていればいいな、と思う。

銀座一丁目駅、9番出口。
メルサの8Fにある東京銀座美術館でやってます。
僕は23日の午前中から、2時くらいまでいます。
会社がすぐなので、他の日ももしかしたらいるかも。

とにかく、卒展です。
バンザーイ!



2011/02/18

気配と予感


降る音がする。

気配と予感

そんなものを追っていけたらいいのに、

と思うのだ。

2011/02/17

手汗のゾウ


ツイッターでも散々つぶやきましたが。

今日は来月号のブレーンで配布されるブックカバーの撮影をした。
したっていうか、手伝った。
僕がアシスタントについている人がそのブックカバーをデザインしていて、
誌面に載せる写真を撮った。
置いているバージョンと、人が持つバーション。
その人が持つ、を僕が持つことに。
あー困ったなーと本当に思ったのだ。
僕、普段から手汗かくし、緊張したり気を遣っている時はもっとかく。
なのに。
ブックカバー、紙だし、やー困った、と。

でもやるしかないからね。
でやっぱりしわっとなるよね。
色によっては(5色あります)うっすら色が変わるっていう。
本当に申し訳ないなーと思い。

アシスタントをしてみて思ったけど、
紙を扱うことが本当に多い。
サンプル作りに、裁断、紙折り、資料まとめ。
手汗でデザイナー不向きとかほんとに困る。
これなんとかなんないの?
最近の悩み。
マウスもすべっとするし。

で、撮影した時に、屋上に出て外で撮るパターンも撮ったけど、
その時の空がとても青かった。
ほとんど会社にこもっているし、PCとにらめっこ状態だから、
青空がいつもより染みた。
あーきれいだ、と。
いい天気だったから撮影も楽しく終わる。手汗を除いては。

来月のブレーンっていうデザイン雑誌にそのぶっくカバーが付きます!
僕の手が写っている写真が載るかは分かりません。
できたら載らなければいいなーと思っている。
持ったせいでしわっとなってるから。
どちらにせよ、ブックカバー、めちゃくちゃかわいいです。
ゾウです。
一冊につきどれか一色がランダムに入っているらしい。
しろ、あか、特にかわいいです。
見つけたら是非見てみてくださいー

明日は無印の撮影だとかで初めてスタジオへ。
どんなものか楽しみ。
足手まといにならぬよう、せっせと手汗を拭い、明日も働く次第です!

寝よう。

2011/02/15

ゆきの日


雪が降った。
夕方までは積もってなかったのに、
会社をでた時にはまるで違う景色になっていた。

終電で帰ってきたら、
志木の街にはもっと雪が積もっていた。

滑るからのろのろ歩く。
雪が降っているから傘をさす。
雪の夜は、いつもより夜を感じるから不思議だ。
後ろを振り返ったらもう誰もいなかった。
長い一本道をのろのろ、のろのろ。
上を見上げて夜だなーと思い、
あー雪だなーと思う。

雪が降った。
きょうも一日、黙々と過ぎていった。
明日も頑張ろう。

2011/02/12

はじまりのこと。


つい3日前から、アシスタントとしての仕事が始まった。
初日だけで100個くらい失敗したんじゃないかと思う。
帰りも終電近くで、くたくたになって電車に揺られる。
明日は出来ることを1つでも2つでも増やしたいと思いながら帰る。
次の日もたくさんの失敗。
前日よりは減った。明日も頑張ろう、と思い電車に乗る。

分からないことはきちんと聞くようにしている。
用語も道具の使い方も、PCも分からないことだらけ。
分からないということは恐ろしい。
自分の出来なさに腹がたつ。
こういうのがあればいいと思っても、頭と技術が伴わない。

この数日だけでも物凄くたくさんのことを勉強させてもらった。
思い出したくないような失敗もたくさんある。
 これも経験だよ。大丈夫、次に繋げて行こう。
基本的なことが出来ない自分にそう言ってくれる。
カッターの使い方から、印刷記号の切り方、
スプレーのりのかけ方、他の人が当たり前に出来ることが出来ない。
こんな手間のかかるアシスタントを雇ってくれて、
本当に神様なんじゃないかと思う。

何も出来ない分、嘘はつかないようにしようと、
それだけは決めている。
分からないことは分からない。
助けてもらう時は助けて下さい。教えてください。
当たり前のことだけど、
その当たり前のことだけはせめてしっかりしておきたい。
ここで嘘をついてしまったら、僕は本当にただの足手まといになる。

今まで作ったものは自分の手元だとか、
自分の見える範囲でしか広がらなかった。
どうしてだろうなーなんでかなー
いいもの作ってると思うんだけどなー
なんて一人で何年も悶々と過ごしてきた。
他の人をみて焦ったり、いいなーと思ったり。
おかしいなー、自分はいつなんだろう ってずっと想い続けて。

なにかきっかけがあった訳ではない。
今の現状がどうして起こったのかも分からない。
仕事中ふと周りを見渡せば、憧れだった仕事がリアルに目の前で起こっている。
生み出されようとしている。
それにハッとしてふと恐くもなる。
そんなことに関わって大丈夫なんだろうか、
自分が作ったものがこんな形で世の中に出て大丈夫なんだろうかと。
予想と現実。憧れと今。
そんなこと考えている場合じゃないけど、正直思う。

初めて関わった仕事が4月から世の中に出る。
僕の誕生日の一日前。
と言っても仕事といえるような大それたことでもない。
メインのものは僕の師匠(こんな言い方でいいのだろうか)がつくって
自分はその周りのものを制作する。
きっとポスターになってもピンぼけとかで写るんだと思う。
それでも、初めての出来事なのだ。
長い間かかったけど、ようやく踏み出した一歩。
地元の両親にも、遠い友達にも見てもらえる機会があるかもしれない。
そう思うと、小さな一歩ではあるけど
噛みしめたくなる程うれしくなる。

毎日まいにち、朝から終電まで出来る限りのことをしたいと思う。
側について出来る限り色んなことを勉強したい。
これから努力して一人前になって、恩返しをしなければいけない人たちが、
山のようにいる。
どれくらいかかるかは分からないけど、必ず届けたいと思う。

2011/02/09

夜だ夜だ


あっと言う間の2月。
ヒーハー!

なんだか居心地が悪い。
目の前の風景とか、ぐちゃぐちゃの机とか。

いっそのこと全部捨てやろうかと月に三度程思うけれど、
次の日にはまた落ち着いている。

今日は寒かった。
雪が降るとかふらないとか。
どうせなら降ればいいのに、と思う。
朝起きたら銀世界。
たまにはそんなドラマが突然現れてもいいではないか。
皆のところで同時に雪のドラマ。
ゲと思う人もいればワーと思うひともいる。
そう思うと雪の力って凄いなーと思うのだ。
いつもの景色をまるで違うものにしてしまうのだから。

トイレの中で、次のカレンダーの題名は「数」でいこうかな、
と思った。忘れないようにここに残す。

さー夜だ夜だ。
長い夜の始まりだ。

2011/02/05

きいろくておいしい


ファンタオレンジをコップにそそいだ。
シュワシュワシュワシュワ と言った。

ファンタオレンジを飲んだ。
何も言わなくなった。


すっぱムーチョを食べた。
パリパリ と言った。

すっぱムーチョを覗いてみた。
何も言わなくなった。


っていう。

明日は徳島へ帰る。
一周忌なのだ。


2011/02/01

この日と未来


今夜は何にもしなくていいールンルン と思っていたことを、
ここに書こうとおもっていた。
今日着ていた服をすぐに洗って、ルンルン、などと。

それよりもっと大事なことがあった。
今日はゼミの追いコンだった。

僕はこのゼミの先生でなかったら、このゼミのみんなでなかったら、
今こうしてデザインのことをやろうと思ったり、
色んなものに挑戦してみようとは思わなかっただろう。

クソがつくほど狭い書道学科の中で、こんな僕を自由に泳がせてくれて、
そして頑張れ!と背中を押してくれた先生。
まずは受け止めてみる、認めてみる、そんな姿勢の先生。
最後の最後まで迷惑をかけた。

同じゼミの仲間として、たまたま出会った11人。
本当に感謝しているのだ。
まさか、こんな気持を書道学科在籍中に感じるなんて、
何年か前には想像もしなかった。
僕は何回も留年をしていて、その度に新しい学年と付き合ってきた。
その中でも素晴らしい出会いは何回かあって、
ドッジボールの出会いとか、天才のようなお茶目さんとか
そういう大切な人に出会った。
そしてこのゼミの11人にも。

なんて言えばいいだろうか。
包み込んでくれる感じだろうか。
これは先生が常日頃言っている、家族のようなゼミにしたい、
という言葉そのものだと思う。
月曜日の朝、ゼミへ行けばみんながいて、会うとすごく安心した。
色んな人がこのゼミにはいる。
周りを明るくするひと、頑張るひと、優しいひと、
穏やかなひと、やわらかくて、でも天然なひと、他の学科から一人で参加している人もいる。
いつでもニコニコしているけれど、本当に頑張ったんだと思う。
一人飛び込んでいくのは、とても勇気がいることだから。
どんな物を作って行ったとしても、
大丈夫、最後まで思うようにやってみたらいいよ、とみんなが言ってくれる。
卒展のあの異質なものを最後まで逃げずにやれたのも、
このゼミみんなのおかげ。
泣いたり、笑ったり、恐れてみたり、たくさんのことがあった。

僕はとても涙もろい。
今日も泣いてしまった。
でも、みんなも泣いていた。

去年の追いコンのこともここに書いたことがあるけど、
その時留年した男の子が今年は一緒に追い出される側になれた。
去年のカラオケでそいつはケツメイシの手紙を卒業する同級生へ向けて歌っていた。
今年もまた歌ってくれ、と頼んでみた。

まだ見たことのない未来で 勇敢に戦う俺がいる
きっとそうだろ どうなの
未来のみんなの状況は

一年前を思った。
彼もきっと戦ったのだろう。
一年遅れたけど、一生懸命に戦ったんだと思う。
歌詞を聞きながら、そんなことを思った。
戦うって、なかなかできることじゃない。
さくらという女の子。
僕をここまで連れてきてくれた。
この仲間と急激に仲良くなれたのも、さくらの力が大きい。
とても優しい。ロックな格好してるのに。本当にやさしい。
さくらは彼の歌を聞きながら、僕の肩で泣いていた。

未来の今、僕らはこうして泣いたり、喜んだりしている。
未来はとてもいいものだ、
未来はとても素敵なものだった、
そうやってあの時の自分たちに教えてあげたい。
この一年、僕も戦った。がむしゃらに戦った。
ここにあった未来は素晴らしかった。

一人、またひとりと帰っていく。
とても仲が良かった女の子。
僕のことも全て話した女の子。
帰る時に、強く強く抱きしめた。
顔を上げたその子は泣いていた。
お互いに何も言わなかったけれど、ただただ、涙が流れていた。
僕らは間違ってなんかいない。
一生懸命やってきたことも、当たり前に過ごしたこの日々も。

きっとこれから会うことは限りなく少ないと思う。
みんなそれぞれ遠いところへ行ったり、働いたり、また勉強したり。
この仲間のためなら、自分にできることがあれば絶対に力になりたい。
ねーねーかずきくん、もし何か作ってもらうことがあればお願いしてもいいの?
格安にしてね。と。
バカ言うんじゃねえ。あったりまえだ。と思った。

いつかの未来、ここにある今、そしてここからの未来
どんなことが起こっているのか、想像もできない。
だけど、また泣いたり笑ったり、そんなことを一生懸命しながら、
いつかまた、未来は素晴らしいよ。と言いたい。
その為にこれから歩き出す。

部屋を出る前に、握手しようとしたら先生に強く抱きしめられた。
 お前に出会えて本当に良かった。これからもしっかりやるんだぞ。
 これからの活躍を本当に楽しみにしているからな。しっかりやれ。
そう言われた。いつだって背中を押してくれた先生。
誇らしげに僕の将来を話す先生。絶対に大丈夫だ、そう言ってくれる先生。

この仲間と過ごす最後の日。
いい夜だった。

おい、いつかのカマムラ。お前、すごく悩んだけど、ここまで来るのに何年もかかったけど、
でも来れたぞ。最後まで来れたぞ。これからのお前、なかなか頑張ったんだぞ。
ここにある未来はすごくいいもんだぞ。

これからのカマムラ、お前も頑張れよ。
よろしく頼んだぞ。