今夜は何にもしなくていいールンルン と思っていたことを、
ここに書こうとおもっていた。
今日着ていた服をすぐに洗って、ルンルン、などと。
それよりもっと大事なことがあった。
今日はゼミの追いコンだった。
僕はこのゼミの先生でなかったら、このゼミのみんなでなかったら、
今こうしてデザインのことをやろうと思ったり、
色んなものに挑戦してみようとは思わなかっただろう。
クソがつくほど狭い書道学科の中で、こんな僕を自由に泳がせてくれて、
そして頑張れ!と背中を押してくれた先生。
まずは受け止めてみる、認めてみる、そんな姿勢の先生。
最後の最後まで迷惑をかけた。
同じゼミの仲間として、たまたま出会った11人。
本当に感謝しているのだ。
まさか、こんな気持を書道学科在籍中に感じるなんて、
何年か前には想像もしなかった。
僕は何回も留年をしていて、その度に新しい学年と付き合ってきた。
その中でも素晴らしい出会いは何回かあって、
ドッジボールの出会いとか、天才のようなお茶目さんとか
そういう大切な人に出会った。
そしてこのゼミの11人にも。
なんて言えばいいだろうか。
包み込んでくれる感じだろうか。
これは先生が常日頃言っている、家族のようなゼミにしたい、
という言葉そのものだと思う。
月曜日の朝、ゼミへ行けばみんながいて、会うとすごく安心した。
色んな人がこのゼミにはいる。
周りを明るくするひと、頑張るひと、優しいひと、
穏やかなひと、やわらかくて、でも天然なひと、他の学科から一人で参加している人もいる。
いつでもニコニコしているけれど、本当に頑張ったんだと思う。
一人飛び込んでいくのは、とても勇気がいることだから。
どんな物を作って行ったとしても、
大丈夫、最後まで思うようにやってみたらいいよ、とみんなが言ってくれる。
卒展のあの異質なものを最後まで逃げずにやれたのも、
このゼミみんなのおかげ。
泣いたり、笑ったり、恐れてみたり、たくさんのことがあった。
僕はとても涙もろい。
今日も泣いてしまった。
でも、みんなも泣いていた。
去年の追いコンのこともここに書いたことがあるけど、
その時留年した男の子が今年は一緒に追い出される側になれた。
去年のカラオケでそいつはケツメイシの手紙を卒業する同級生へ向けて歌っていた。
今年もまた歌ってくれ、と頼んでみた。
まだ見たことのない未来で 勇敢に戦う俺がいる
きっとそうだろ どうなの
未来のみんなの状況は
一年前を思った。
彼もきっと戦ったのだろう。
一年遅れたけど、一生懸命に戦ったんだと思う。
歌詞を聞きながら、そんなことを思った。
戦うって、なかなかできることじゃない。
さくらという女の子。
僕をここまで連れてきてくれた。
この仲間と急激に仲良くなれたのも、さくらの力が大きい。
とても優しい。ロックな格好してるのに。本当にやさしい。
さくらは彼の歌を聞きながら、僕の肩で泣いていた。
未来の今、僕らはこうして泣いたり、喜んだりしている。
未来はとてもいいものだ、
未来はとても素敵なものだった、
そうやってあの時の自分たちに教えてあげたい。
この一年、僕も戦った。がむしゃらに戦った。
ここにあった未来は素晴らしかった。
一人、またひとりと帰っていく。
とても仲が良かった女の子。
僕のことも全て話した女の子。
帰る時に、強く強く抱きしめた。
顔を上げたその子は泣いていた。
お互いに何も言わなかったけれど、ただただ、涙が流れていた。
僕らは間違ってなんかいない。
一生懸命やってきたことも、当たり前に過ごしたこの日々も。
きっとこれから会うことは限りなく少ないと思う。
みんなそれぞれ遠いところへ行ったり、働いたり、また勉強したり。
この仲間のためなら、自分にできることがあれば絶対に力になりたい。
ねーねーかずきくん、もし何か作ってもらうことがあればお願いしてもいいの?
格安にしてね。と。
バカ言うんじゃねえ。あったりまえだ。と思った。
いつかの未来、ここにある今、そしてここからの未来
どんなことが起こっているのか、想像もできない。
だけど、また泣いたり笑ったり、そんなことを一生懸命しながら、
いつかまた、未来は素晴らしいよ。と言いたい。
その為にこれから歩き出す。
部屋を出る前に、握手しようとしたら先生に強く抱きしめられた。
お前に出会えて本当に良かった。これからもしっかりやるんだぞ。
これからの活躍を本当に楽しみにしているからな。しっかりやれ。
そう言われた。いつだって背中を押してくれた先生。
誇らしげに僕の将来を話す先生。絶対に大丈夫だ、そう言ってくれる先生。
この仲間と過ごす最後の日。
いい夜だった。
おい、いつかのカマムラ。お前、すごく悩んだけど、ここまで来るのに何年もかかったけど、
でも来れたぞ。最後まで来れたぞ。これからのお前、なかなか頑張ったんだぞ。
ここにある未来はすごくいいもんだぞ。
これからのカマムラ、お前も頑張れよ。
よろしく頼んだぞ。
0 件のコメント:
コメントを投稿