つい3日前から、アシスタントとしての仕事が始まった。
初日だけで100個くらい失敗したんじゃないかと思う。
帰りも終電近くで、くたくたになって電車に揺られる。
明日は出来ることを1つでも2つでも増やしたいと思いながら帰る。
次の日もたくさんの失敗。
前日よりは減った。明日も頑張ろう、と思い電車に乗る。
分からないことはきちんと聞くようにしている。
用語も道具の使い方も、PCも分からないことだらけ。
分からないということは恐ろしい。
自分の出来なさに腹がたつ。
こういうのがあればいいと思っても、頭と技術が伴わない。
この数日だけでも物凄くたくさんのことを勉強させてもらった。
思い出したくないような失敗もたくさんある。
これも経験だよ。大丈夫、次に繋げて行こう。
基本的なことが出来ない自分にそう言ってくれる。
カッターの使い方から、印刷記号の切り方、
スプレーのりのかけ方、他の人が当たり前に出来ることが出来ない。
こんな手間のかかるアシスタントを雇ってくれて、
本当に神様なんじゃないかと思う。
何も出来ない分、嘘はつかないようにしようと、
それだけは決めている。
分からないことは分からない。
助けてもらう時は助けて下さい。教えてください。
当たり前のことだけど、
その当たり前のことだけはせめてしっかりしておきたい。
ここで嘘をついてしまったら、僕は本当にただの足手まといになる。
今まで作ったものは自分の手元だとか、
自分の見える範囲でしか広がらなかった。
どうしてだろうなーなんでかなー
いいもの作ってると思うんだけどなー
なんて一人で何年も悶々と過ごしてきた。
他の人をみて焦ったり、いいなーと思ったり。
おかしいなー、自分はいつなんだろう ってずっと想い続けて。
なにかきっかけがあった訳ではない。
今の現状がどうして起こったのかも分からない。
仕事中ふと周りを見渡せば、憧れだった仕事がリアルに目の前で起こっている。
生み出されようとしている。
それにハッとしてふと恐くもなる。
そんなことに関わって大丈夫なんだろうか、
自分が作ったものがこんな形で世の中に出て大丈夫なんだろうかと。
予想と現実。憧れと今。
そんなこと考えている場合じゃないけど、正直思う。
初めて関わった仕事が4月から世の中に出る。
僕の誕生日の一日前。
と言っても仕事といえるような大それたことでもない。
メインのものは僕の師匠(こんな言い方でいいのだろうか)がつくって
自分はその周りのものを制作する。
きっとポスターになってもピンぼけとかで写るんだと思う。
それでも、初めての出来事なのだ。
長い間かかったけど、ようやく踏み出した一歩。
地元の両親にも、遠い友達にも見てもらえる機会があるかもしれない。
そう思うと、小さな一歩ではあるけど
噛みしめたくなる程うれしくなる。
毎日まいにち、朝から終電まで出来る限りのことをしたいと思う。
側について出来る限り色んなことを勉強したい。
これから努力して一人前になって、恩返しをしなければいけない人たちが、
山のようにいる。
どれくらいかかるかは分からないけど、必ず届けたいと思う。
大丈夫!必ず届くよ!!!
返信削除うん、そうなるように
返信削除努力しなくちゃ。
できることはまだまだある。