2012/10/31

誰かが残した跡のようなものだったり

今の学校では、たまに物凄く美しい光景を見ることがある。
落ちているものだったり、誰かが残した跡のようなものだったり。

いつ書けるのかと思いながら、もう半年以上。
しばらくの間に色々なことがあった。
この半年、来春からの職が決まり、書の仕事をいくつかして、
細々と物をつくり、友人が遠くへ帰り、秋が来て、冬の入口に立っている。

僕はこの大学での残りの時間を、噛み締めるように過ごしている。
確実にいつかは終わるのだ。
この幻のような日々は冬の終わりと共にどこかへ行く。
春になると、新しい場所で、新しい環境で、新しい会社で  、
全てが新しい何かになる。

今は修了制作を進めている。
苦しみはこれから大きくなるのだけど、
最後の最後は大きなものをつくろうと思っている。
大きくて、どうでもよくて、美しいもの。
この二年間の日々があるから、きっとやり切れると思う。

季節が変わる。
足元や、手の先に、はっとするような物事はたくさんある。


2012/10/09

大きいもの、厚い毛布と葉と金木犀


寒くなり、今年も木々が葉を落としている。
風に吹かれるその姿は今年も美しい。

人間は急に寒くなり風邪をひき、
木々は葉を落とす。
ああ不思議だ。

いつからか長袖を着て、
いつ出したか毛布が厚くなり、
なんとなく温かいものを欲している。

金木犀の香りが街中に広がるこの何日間。
あっという間に過ぎて、あっという間にまた迎えて
少しずつ鈍感になるのだとふと思う。

大きいものは、まだ出来ない。