穏やかな空だった。
分からない英単語とカタカナ言葉が、
右から左へ、なんのつっかえもなく通り過ぎる中、
僕は遠くの空をぼんやり見ていた。
延びるような青をしていた。
六月になった。
水に溶かしたような月だと思う。
自分の置かれた立ち位置のようなものを、見失いそうになる。
たまに、デザインが嫌で叫びたくもなる。
もうデザインって言わないでほしい、
カレーとか、アスパラとか、まくらカバーとか六甲の天然水とか、
ビールのみに行こうとか、そんな言葉が聞きたいのオレは!という衝動にかられる。
劇的に環境が変化し、その環境にも少しずつ慣れ始めたからだと思う。
疲れていた。
頭も、デザインも、作りたいという気持ちも。
そんなことを思いながら、遠くの空をぼんやりと見たり、
二日間だけアメリカの大学からやってきている日本人教授の顔を見ながら、
なんかアメリカ顔してるなーやっぱり向こうに行くと顔も変わるのかなーとか、
そんなどうでもいい戯言を繰り返し考えていた。
水に浮いたような時間だった。
最近、デザインセンター検索で辿りついているのだろう訪問が多い。
もうすぐ三次面接なんだと思う。
去年自分も一生懸命検索したり、やめたり、検索したりした。
不安なのだと想像する。
実際、自分は夢にまで出るくらい物凄く不安だった。
あと少しですね。
あと少しなのです。
道のりも、その作品にかけれる時間も。
去年、面接の控え室で言われたことがある。
差はもうない、後は自分が跳べるかどうかだよ。
そんなことを書いて、今日を終わりにする。
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