2009/12/27

準備



今年が終わると、
ハッと気づいた。


今年が終わってしまう。


新年は新年で、明けてみれば気分は良いが、
この年末の 終わる という気持ちは好きではない。


さっきふと思って不安になった。
準備ができていない。
なにも準備なんかできてない。
毎年どうやって年を越していたのだろうか。


毎年、少しずつ分からなくなる。


何を準備したらいい?
大掃除でもすれば、実感がわくだろうか。
ぼーっとしている間に、いつの間にか年が明けてしまう、
そんな気持ちになる。
そしていつの間にか、年が終わるのだ。
そして、ハッとして、こんなことを書くのだろう。


鈍くなっている。
それに気づいて、
とても焦った。




2009/12/18

18



物凄く、心が欲している。
衝動を
息苦しさを
突き抜けるものを。


大きなことがしたい。
大きなものが創りたい。
おーと思わせたい。
涙を流させたい。
   涙を、流したい。本当は。


感動は突然来る。
種類はなんだっていい。
映像だって、絵だって字だって、
なんだっていい。


ただ、心を埋めたい。


そんなことを思う夜。
そんなことを思って、何もしない夜。


あの時こうすれば良かった。
もう、時間がない。


そんなことを幾層も思って、
ただ夜が更ける。


やっぱり僕はただのゴボウ。


でも、真っ直ぐだ。


決戦は、もうすぐ。

2009/12/17

ただ、気づかないだけさ



また部屋の中で靴をはいてうろうろしていた。


焼けるような夕焼けを見た。


カーテンを開けっ放しにしていて、
ふと窓を見たら、
世界がとても赤かった。


窓を開けたら、
冷たい風が入ってきた。




ただ、気づかないだけさ




いつだって美しいものはそこにある。
ただ、気づかないだけ。


今日は気づいてよかった。


こんな赤で、よかった。


あ、星だ。





一日、家の鍵をなくした。
そして思った。


家は素晴らしい。
帰る場所があることは素敵だ。


そんなことを思いながら、
入ることの出来ない僕の家を、
ただただ呆然と下から眺めていた。


健全な男の子が、
片思いの女の子の太ももを見て、
これは生殺しだ、と思うと聞いた。


思わぬところで、
僕はその気持ちを体験した。


これは間違いなく、生殺しだ。


それと同時に、
へー俺の部屋って外から見るとああやってカーテンが見えるんだ
とか、
最近の家はよくできているなあ、
きちんとよじ登れなくなっている、
あ、星だ。


など、
なんだか的外れなことを思いながら、
しばらく我が家の下、にいた。


そして アバヨ なんて思いながら、
寝床を探すために自分の家を去った。


まあ寝る場所なんてなんとかなるのだ。
カラオケでもいいし、マン喫でもいい。
夏なら外でも。


朝を迎え、
大学に行き、ロッカーに差しっぱなしの鍵を見つけた。
近づくにつれて、あるかどうか少しドキドキしたが、
見つけてみると、案外何も思わなかった。


そこにあったのは、
ただの朝。
少し曇りがちな、
ただの朝。


家に帰った。
今日の僕はここにいて、
昨日の自分はそこのすぐ下、
この部屋を眺めながら、変なことを思っている。
カーテンの隙間から、少し覗いてみようか。
なんて。


じゃ
アバヨ


2009/12/09

クリスマス



クリスマスが好きである。
そわそわする。
ドキドキする。


一生懸命飾り付けもしたい。
けど、この部屋で一生懸命するのもなんだか違う気がして、
しない。


だけど、クリスマスが近づいて、
ひとり弾む気持ちでいるのだ。


冷え込めば冷え込む程に
街は光る。


楽しみだ。
楽しみだ。


2009/12/07

すいすいと影



影をつける夢をみた。
川のほとり
一部だけ、まるごと影がないところがあった。
区画のように、そこだけきれいに影がなかった。
これはまずい!(なにがまずいのか)と思い、
慌てて影をつけた。
よく分からないけど、僕はすいすいと影をつけれた。


次は雷が落ちる夢をみた。
夢の中の雷は、
イメージする雷とさほど変わらず、
閃光というのがふさわしい、まぶしい白と、うすい紫だった。


たくさん夢を見た。
毎日、たくさん夢を見る。
今日もきっと、みる。


2009/12/05

うん。と言った。ありがとうと思った。



一人ここに残った
毎日ここへ来る
何時間もここにいる
暗くなれば帰る
帰るってどこへ帰ればいいだろう
空高く、鳥が飛ぶ
ウミガラスだろうか


明日もここへ来る
明後日も


家族はもう戻らないよ。


空から聞こえた
意地悪なウミガラス


しっかり飯を食え
しっかり動け
明日もここに来い
気がすむまでここに来い


うん。
と言った。
ありがとうと思った。






2009/12/02

三角の木 白い月



夕方4時半
目の前には大きな木が
その後ろに三角の木が
その向こうの遠くに、満月に近い、白い月があった。


きれいだと思った。
なんてきれいな光景なんだろう。


そしてこの時間もとても美しいと思った。


一日一回、美しい時間がやってくるという。
冬のそれは、この時間なのか
と ひとり納得した。
そしてまた歩き出した。