2015/03/17

街は淡い水色に


3月も中旬になった。
もう、春がやってきている。
足音ではなく、もう確実に春はいる。

僕の長いながい休みは続いていて、
日々上がったり下がったりを繰り返している。
でも最近はその上がり下がりも緩やかになり、
あ 春がきているんだ
なんて感じられるようになった。

歩いていて沈丁花の花の香りがして、
大きく息を吸い込んだりする。

冬は寒くって、ベランダの多肉やサボテン、花たちを見ることも少なくなっていたのだけれど、
今日久々にベランダに長時間出て、改めて観察してみた。
いつの間にか多肉は大きくなり、サボテンも巨大化して、
花は新芽が出ていた。

ずっとふさぎ込んでいたのだけど、
今日の穏やかな日和と、ベランダから見える街を眺めていたら、
なんだか、またやれるような気がした。
これはとてもいいことだ。
僕の冬はとても長かった。
今日の街は淡い水色に見えた。

また何かやりたいと思っている。
文字を書いたり、手紙を送ったり、
好きな人たちに会ったり、
陽に当たったり。

休んでいる間に、文字を書く仕事を幾つかした。
書いてみて思った。
ああ、今自分はとても楽しいと思っている、
きっと、これを自分の生業にするんだろう。いつかいつか

決める時がくるのだろう と。

風が吹いている。
春の風が。

僕のところにも、届いている。